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GIGS JUST A HERO TOUR 1986 サウンドが好きな初心者のための3分間音作り講座

次のセッティングが正解かどうかは分かりませんが、そこそこ似た雰囲気は出せると思います。
GIGS JUST A HERO TOURサウンドを目指して機材は揃えたものの、「さてどうしたらよいのかさっぱり分からない」っと悩んでいる初心者の方に一度試していただけたら・・・っといった程度の即席音作り講座です。
また、アンプはJCではないそこいらに転がっているような普通のアンプを、エフェクターはコンパクトタイプのものを前提にしておりますので、予めご了承ください。

1.基本設定
BOφWY時代の布袋さんサウンドの肝は、歪み系より、むしろ空間系のほうが重要だと思います。
シャキシャキとしてテンション感のある独特の雰囲気はコーラスなどのアンサブル系エフェクターの役割です。
フランジャー側のフィードバックを0にしてスピード、デプス、フィルターを適度に調整してエッジ感を強調しましょう。
コーラス側は広がりを作るために、かなりきつ目(ダブリングっぽくなるくらい)に掛けます。
ディレイ(これは説明の必要もないかと思います)
ハーモナイズドディレイ(リピート毎に音程が上がって行く特殊効果)は左側のアンプ出力だけに掛けます。

2.エフェクター側の音量と、アンプ(非JC)側のゲインの設定
以上の基本設定を行った上で空間系エフェクターの前段に歪み&コンプレッサーを接続しBOφWY時代の布袋さんっぽいサウンドに仕上げます。

バッキングの歪み系(オーバードライブ、ディストーション)
クリーン(コンプレッサーのみの状態)と歪み系がのっかった場合の音量差が気にならないように!

コンプレッサー
音量を大きめ(SENSITIVITY:6くらいにしておき、OUT LEVEL:9から落として割れない程度に微調整)に設定
コンプレッサーの位置はバッキング用歪みの後がよいでしょう。
コンプレッサーだけは常時オンです。

ソロの歪み系(オーバードライブ、ディストーション)
GIGS JUT A HERO TOUR 1986ではオーバードライブがブースターとして使われていたと思います
なので、コンプレッサーの後ろに配置し、バッキングとの音量差が気にならないようにします。

アンプ(非JC)
ディストーションスイッチ:ON(JCカチ止め風に設定するため)
ゲインを控えめに(例:1)に設定
MIDを無くす(例:0)に設定
HIをフラット(例:3.5〜4)に設定
BASSを控えめ(例:2〜3)に設定

以上の設定の考え方と補足
コンプレッサーを使ってプリアンプを構成していると考えてください(エフェクター側主体の音作り)。
エフェクター側でプリアンプを構成しているので、アンプ側のMIDは出来るだけ抑えます(アンプのゲインでインピーダンス整合だけ行う)。
考え方としてはエフェクターで作った音をアンプで歪ませないことがこの設定の目的です。
コンプレッサーで作ったMID中心の高い音圧をそのままアンプ側で出力するためにアンプのMIDを無くすことでHIの抜け(輪郭)が格段に向上したまま、カチ止めのゲインアップにより適度なサスティーンを得られます。

また、HIはMIDの倍音をしっかりと出すために落とし過ぎないようにします。
歪み系をのせる場合、キンキンしやすいので、エフェクター側のTONEを絞り調整します(元:エフェクター側でキンキンを抑える)。

さらにBASSはドラムスやベースの邪魔をしないように出来るだけ控えます。
3.仕上げ
仕上げは自分の耳で確認しながら行う以外に方法はありません。

具体的には、ギタオケを使って自分の音を録音してから本物(CD)と客観的に比較しながら調整する方法がお勧めです。

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